～ハンドヨガ～機能改善を目指すなら！

ハンドヨガができたのはH24年頃

 

寝返りを打つと痛くて目が覚めるくらいの肩こりがあり、寝るのが嫌だった時がありました。
いくらマッサージや治療所に通ってもスッキリすることはなく途方に暮れる日々でした。

 

「もしかしたら肩こりの原因は肩じゃないのかも！」

そうだとしたら！いくら肩をもんでもらっても効くはずがない！

腰痛の原因も腰じゃなかったから肩こりの原因も肩じゃないのかもしれない。そう思いました。

 

じゃあ、肩こりの原因はどこ？という疑問が沸き起こりました。

この辛い肩こりを何とかしたいと本当に思っていたのでした。

 

私自身が肩こりなんだから自分でいろいろと試せばいい！そう思って

まずは、首や肩を揉んだり叩いたり・・・（これまでやってきたことと同じです）

次に胸や上腕・・・気持ちいいし軽くなった気がしたけど軽さは持続しなかったので

ここじゃない！と思い次へ

前腕や手首も試しましたが、ここも持続しない・・・・

 

残るは「手」のみ・・・「手？」

もし、肩こり改善のキーポイントが手なら、自分でできるじゃない！

もうマッサージしてもらわなくてもいいかもしれない！

自分で出来たらいつでもできるしお金もかからない！

 

手の構造は？

手の構造は一体どうなっているんだろうと思い始めたらじっとしていられないタイプの私は

持っている体の図鑑を出してみることにしました。

 

手ってあまり詳しく載ってない！なぜ？

腕や肩は割とあるけど、手はない。
やっと見つけたのは5～6ｃｍ角の大きさだった。

それをコピーして拡大してみたけど

 

 

物足りなくて本屋さんへ行き、専門書を２～３冊買って調べることに。

幸い、私は准看護師免許を持っているので専門書が読めたのですが

どの本も「手」が少ない！

う～ん、手の構造やそれぞれの特徴が知りたいんだけど

どの本も私が探していることが出てこない！

 

 

私ができることをあれこれと駆使していくうちに

私流の手の構造の資料ができた。

 

 

 

構造に合わせ無理のない改善法を考案～ハンドヨガ～

ハンドヨガができた時は、「肩こりを自分で改善する」ことを目的としていました。

 

 

肩こりについていろいろと調べたり

いろんな人に施術していくうちに

延長線に介護があることが分かってきたり

握力が改善したり
腕や指のしびれがよくなったりする現象が起こってきて

 

口コミで地方自治体やJAなどからハンドヨガの依頼を受けるようになりました。

 

そして高齢者の握力改善は、介護を遠ざけることにつながることが分かったので

いくつかの介護施設にも伺いましたが、
その当時は、「ボランティアならいつでもどうぞ」というものでした。

 

そういう状態はつい最近まで続いていました。

 

これから求められるのは機能改善！

介護施設の利用者さんのニーズは

見守りの介護より機能改善であるということにシフトしてきています。

 

 

本当は、誰も着替えの介助やご飯を食べさせてもらいたいと思っている人はいなくて

なぜそう言い切れるかというと、それは自分でしたいということは

人間の基本的な欲求だからです。

 

人間は哺乳類動物で、動物は動く物と書きます。

動ける状態でいたいのです。

 

 

自宅介護が難しくなって施設に入所したら一気に弱った、とか

すぐに私の顔もわからなくなった、というような話はよく耳にします。

 

「歳がいったら仕方がないから施設に入る」というような

自分のことができなくなったら仕方がないから、諦めて施設に入る、

というような表現をする人が多く

本当は行きたくない、という思いが言葉になっていることを感じます。

 

 

できるが増えるハンドヨガ

 

もし、痛みのある手が自由に動くようにしてくれるところがあるなら

お箸もスプーンも握れなくなっているけれど

もう一度自分で食べられるようにしてくれるところがあるなら

そこへは行きたくなるのではないかと思います。

 

 

ハンドヨガは、機能改善～介護予防に貢献できる具体的な方法です。

 

 

介護施設での導入をご検討の方へ

機能訓練加算・個別改善計画書などお手伝いいたします。

ハンドヨガについて