腰痛はももで！

先日、ハンドヨガの依頼を頂きました。
打ち合わせのためにご来店下さったのはお二人でした。
いつもハンドヨガの説明から始めるのですが
ハンドヨガを考案する前に腰痛の研究？をしていたことがありそのことから話していると

お一人の女性Aさんが「腰痛」という言葉に反応されたのが分かりました。

 

「腰痛がおありなんですか？」と尋ねると
「はい、介護の仕事をしているせいかずっとあるんです」と答えられました。

 

その言葉が気になりつつも先に本題に戻り

ハンドヨガの効果や介護予防の話、これまでの実績などを

話していくと「こんな話をしてもらうだけでもいいくらいやわ～」と言って喜んでくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンドヨガの話が終わると
腰痛が気になっているAさんが自分の腰痛のことを話し始めました。

 

「重い物を持った日は特に・・・

今日も朝からコルセットをしてる・・・」

 

「こんな動きをした時に痛む」というような具体的な動きはないようでした。

 

 

 

 

 

施術ルームを案内して着替えが終わったころに行くと
うつ伏せになってベッドの上にいらっしゃった。

（そうか！腰が痛い場合はうつ伏せなんだ！）と気が付いたけど
私は、腰痛でもほとんど腰は触らないので（ヘルニアとかぎっくり腰の時くらいかな？）

上を向いてもらい一番腰痛の原因として多い太ももを触った。

「痛い！」驚いたような感じだった。
私はそれほど力を入れて触ったわけではないが
この痛み方が腰痛の度合いを知るためのポイントだと思っている。

 

「ココが原因ですよ！」というと

「そんなところが痛いなんて全然気が付かなかった。」と言っていたが
太ももが原因だということは腑に落ちてないようだった。

腰痛にもいくつかのタイプがあって

それにより原因となるポイントが違うんだけど
Aさんの場合は一般的な腰痛だったので太ももとお腹を施術することにした。

（写真はイメージです）

 

片足施術後、「腰の左の方が痛かったんだけどもう、違うのが分かる」という感想。

その後、もう片足を施術し終わったのでゆっくりと立ち上がって痛みや可動範囲などを比べてもらうことにした。
起きあがるとすぐに「痛くない！嘘みたい！」と笑顔になられた。
「病院に行っても3時間待って湿布もらうだけやったのに・・・」と

もちろんコルセットは着けることなくカバンに入れて持って帰られたようだった。

 

痛みというのは危険信号だから順応しないようにできている。
動くたびに痛みを感じることが続けば、不安を感じ動きたくなっていく・・・

痛みが続けば続くほど不安は大きくなり、イライラすることが増え
眉間には縦のシワが出来たりするのだ。

 

私が腰痛の研究をするようになったのは、
元ナースだということで色んな健康相談を受けることが多かった。
一時期、腰痛の相談が多くて、その相談に応えたいと思ったことがきっかけなんですが
10年くらい研究してH24年に「腰痛はももで！」という本を書くことになってから今もずっと
腰痛の研究は続いています。

今では、いくつかの腰痛改善ポイントも分かり種類別に腰痛の施術が出来るようになりました。

 

背中の痛みや肩甲骨の痛みなどにも対応しますので
お気軽にご相談ください。

 

 

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