自分のカラダのことを知る

 

たくさんの情報があふれている時代です。
どんなことでも簡単にインターネットで調べることが出来ます。

しかし、その情報が正しいかどうかを判断するのは難しいかもしれません。

 

学生の時、保健体育や家庭科の時間に

栄養のことや成長のことは習うけど

人のカラダの仕組みはほとんど習わない。

 

人のカラダではない、自分のカラダなのに知らないことが多い。

 

これでいいのか？

私は、看護学生のころから人のカラダの働きについて学んできました。
そして、今は看護師ではないけれどあの学びが基本となっていることは間違いないと思っています。

時間と共に色んなことが解明されたこともあり
昔の常識が今の非常識になっていることも増えているように感じます。

 

私が考案したハンドヨガですが、手の仕組みを調べるうちに

細胞の成り立ちまでさかのぼり理解することが出来ました。

 

ハンドヨガの講座では、細胞の仕組から説明するのですが、
理解が進むと「とても体が愛おしくなってきた」という人が出てきます。

私たちが生きるためにカラダを構成している60兆個の細胞が活動していることが分かってくると

この素晴らしい生きるための仕組みに感謝するとともに愛おしさが湧いてくるのでしょう。

 

「健康とは全ての細胞が健康であるということなのです。」
これは腸のセミナーをしてくださったフローラ科学研究所の当時の社長の言葉です。

 

人のカラダは、何より生きる為に働くようにできています。

自分の意志ではコントロールできない自律神経や何重にもなっている免疫システム

食べた物を消化して吸収して分解して栄養素として作り替える仕組みなど

ざっくりでいいから知っておくべきではないかと思うのです。

 

私は、ハンドヨガをはじめとするカラダの講座を行うにあたり

自分がしっかりと理解していないといけないと思ったことから

納得いくところまで追及して調べてきました。

 

その結果、美容サロンを経営しているので、色んな商品や美容機器の営業の方が来られますが

営業マンの説明に疑問を感じることが増えてきました。

今よりももっと効果が出せるなら！という気持ちは常にありますが

私のモットーは、安全で安心で効果が早く高い、ということですから

リスクのあるものは、扱いません。

「そんなはずはない」と思ったものは、納得できるまで説明してもらいますが

大抵の営業マンは、言葉に詰まって帰っていきます。

 

 

例えば、〇〇成分は美肌効果が高くて・・と説明を受けたとします。

まず、浮かぶのは〇〇成分は、お肌から吸収されるのかということです。

お肌は基本、排泄器官であり肌につけたからと言って何でも吸収できない仕組みになっています。皮膚の吸収率は低く、一定の物しか吸収しません。

また、本来はお肌の中で作られるものを外から与えてその働きをするのか？という疑問がぬぐえないこともあり、納得が出来ないので帰って頂くことになるのです。

 

 

美容のことも健康のことも自分のカラダのことだから
情報に振り回されるのではなく、本当のことを知っておくことは大事なことだと思うのです。

 

カラダの不調を感じた時、インターネットで調べるとたくさんヒットしますね。

私の知人の話ですが

左足がむくんだ感じがあったのでネットで調べると「血栓」と出てきた、

いくら調べても「血栓」「血栓」と出てきて心配になって病院を受診したら

「どうもないですよ」と言われたが納得いかずレントゲンを撮ってもらうことにした、

ということでした。

私が左足の鼠径部を押さえると「痛い」というのでココだと思い

鼠径部のストレッチをその場で行うと、1分も経たないうちに

ニコッとして「脚が暖かくなてきた」と言ってホッとした顔をしていました。

 

リンパ官は下水道の役目があり、ほとんどが油性の成分なのでゆっくりと流れます。
血液は心臓がポンプの役目をしているのでカラダの隅々まで血液を送りますが

リンパにはポンプがないので体を動かしたときに筋肉が伸び縮みしてポンプの役目を担っています（筋ポンプ）。また、通常は、リンパ管は静脈に沿って張り巡らされているので血液の流れに引きずられて流れています。運動不足だたり、カラダが硬くなって血行不良が起こるとリンパの流れも悪くなり老廃物の排出が悪くなります。

 

私の知人の場合、後者が原因ではないかと思ったので

鼠径部をストレッチをしたのですが、筋肉が緩み血流が良くなり、それに伴って

リンパの流れも良くなったので脚が暖かくなりむくみが改善したということになります。

 

 

 

 

 

カラダのこと、知って対策してほしいと思います。